首こりに悩んでいませんか?その不快感は、実は自律神経の乱れと深く関係しています。首こりが続くと、心身にさまざまな不調が現れることがありますが、適切な対策を取れば改善することが可能です。本記事では、首こりの原因とその解消法、さらに自律神経のバランスを取り戻すためのケア方法を解説します。
首をゆっくりと伸ばすストレッチや肩を上下に伸ばすエクササイズ、整体や鍼灸といった治療法も検討し、首こりと自律神経の問題にアプローチします。正しい姿勢とセルフケアで解消し、健康的な生活を取り戻しましょう。
首こりケア:自律神経

首こりは、デスクワークやスマートフォンの長時間使用、仕事や家事などの同じ姿勢での作業、ストレスなどによって引き起こされることが多く、その改善には生活習慣の見直しがあくまで重要です。対処法としてはストレッチやマッサージがあります。
すぐできる「マイクロブレイク」
(1)首こり いつでも「チンタック」 目安30秒
すぐにコリに対処。強さは「痛気持ちいい未満」で。
※時間や回数は目安です。実施しながら自分に合う長さや回数を見つけてみてください。
●あご引き(チンタック)×10
- (座って)背筋を伸ばす
- あごを軽く引き、後頭部を後ろへスライド(うなずかない)
- 目安として1回1秒で小さく往復×10
●上斜めストレッチ(肩甲挙筋) 左右10秒ずつ
- 右肩を下げる
- 頭を左前(鼻を左脇へ向けるイメージ)に倒して15秒
- 反対側も同様
(さらに緩めよう +30秒)
+低速呼吸
鼻で呼吸(4秒で吸う/6秒で吐く)× 3サイクル
コツ
- あごは出さず、首を長く保つ
- 肩はすくめない。吐く息で力みを抜く
- デスクワーク中はこまめに
よくあるNG
- 強く引っ張る(翌日に残る痛みはNG)
- 頭を後ろへ反らす動きになっている
- 呼吸を止める
(2)首こり どこでも「3筋ほぐし」 目安1分
●肩甲挙筋(上斜めストレッチ)左右10秒ずつ
- 右肩を下げ、腕はだらんと下ろす(座面をつかんでもOK)
- 頭を「左前」へ倒し、鼻を左脇へ向けるイメージで10秒
- 反対側も同様
●僧帽筋上部(真横ストレッチ)左右各10秒ずつ
- 右肩を下げたまま、頭をゆっくり左へ真横に倒して10秒
- 必要なら左手で右耳上を軽くサポート(引っ張りすぎない)
- 反対側も同様
●大胸筋(胸ひらきストレッチ)20秒
- 両手を腰のうしろで組む(組めなければ指先をズボンの後ろポケットに添える)
- 肩を下げ、手を下方へ軽く引きつつ胸を前上にひらく
- あごを軽く引き、肩甲骨を下げて寄せるイメージで20秒
(さらに緩めよう +30秒)
+低速呼吸
鼻で呼吸(4秒で吸う/6秒で吐く)× 3サイクル
コツ
- 吐く息を長めに(鼻で4秒吸う/6秒吐く)
- 首は長く、肩はすくめない
- 痛みやしびれが出たら可動域を浅くするか中止
よくあるNG
- 手で強く引っ張る(翌日に残る痛みの強度はNG)
- 背中を丸めたまま伸ばす
- 反動をつけるバウンド動作
安全・受診目安
中止・受診:外傷直後、強いめまい・吐き気、進行するしびれ・筋力低下、夜間痛が強い、発熱を伴う痛み
注意:頸動脈を治療中の場合には首前面の強いマッサージや過度な伸展は医師に相談
温めることや整体・鍼灸などのアプローチ
温めることや整体と鍼灸は、首こりや肩こりを整えようとするアプローチです。整体は、身体の歪みを整えて血流を促進し、筋肉の緊張を緩和することで、首や肩周りの筋肉をリラックスさせようとします。これは自律神経のバランスを整えようとするアプローチにもなります。
鍼灸は東洋医学に基づき、経絡と呼ばれるエネルギーの通り道に働きかけて痛みやこりを和らげようとするアプローチです。鍼を使った施術は体内のエネルギーの流れを整えようとするアプローチです。困った時は専門家に相談してみることをお奨めします。
長時間の休憩よりも「マイクロブレイク」から始めてみる
日常生活において、長時間の休憩が効果的だと考えがちですが、短時間の「マイクロブレイク」が持つ効果を見逃してはいけません。。マイクロブレイクとは、1分から5分程度の短い休憩のことで、これを頻繁に取り入れることで、首や肩の緊張も効果的に緩和できるのです。特にデスクワークや長時間同じ姿勢を保つことが多い現代人にとって、1日を通じて数分間の短い休憩を取り入れることが、首こりにならないことや生産性向上に役立つという研究結果があります
おさらい:首コリの原因、対策、自律神経との関係
なぜ首こりや首の痛みが起こるのか
首こりや首の痛みは、現代の生活習慣の中でよく見られる問題です。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による不良姿勢は、首周りの筋肉に大きな負担を与え、血流の悪化を招くことがあります。このような状況が続くと、肩こりや首の痛みがつらい状態になることがあります。また、ストレスや精神的な疲労は自律神経の働きを乱し、筋肉の緊張を引き起こす要因となります。さらに、運動不足や不適切な枕の選択も、首の痛みを助長する可能性があります。これらの要因が重なることで、慢性的な首こりや痛みが生じるのです。改善策としては、正しい姿勢を心がけながら、こまめなストレッチを行うことや、適切な枕を選ぶことが重要です。これにより、首こりの予防と治療が期待できるでしょう。
首がこりやすい人の特徴と付け根の痛みの理由
ストレッチやリラックスを取り入れることで、首の付け根の痛みを改善することが可能です。首がこりやすい人には共通する特徴があります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、頭が前に出た姿勢になりがちです。この姿勢は首や肩の筋肉に負担をかけ、肩こりを引き起こしやすくなります。さらに、ストレスや不安が多いと、無意識に肩や首を緊張させることがあり、これが慢性的な肩こりを招きます。また、運動不足や不規則な生活リズムも痛みの原因となります。
首こりにならないように
目の疲れを軽減する
目の筋肉が緊張すると、その影響で首筋の筋肉も硬直し、結果的に首こりを引き起こすことがあります。目を疲れないようにするポイントです。
- 20分毎くらいに画面から目を離す
- 遠くを見たり目を閉じたりする
- 目の周りを優しくマッサージする
これにより、目の疲労が軽減され、首の筋肉の緊張も和らげることができます。
正しい姿勢、枕の工夫
デスクワークやスマホの使用時には、意識して姿勢を正すことが求められます。正しい姿勢を維持することで、首や肩への負担が軽減され、筋肉のこりが和らぎます。枕の高さを調整し、整体のように首の自然なカーブをサポートする寝具を選ぶことで、睡眠中の首への負担を減らすことができます。
猫背やストレートネックの予防
猫背やストレートネックは、現代のライフスタイルがもたらす一般的な姿勢の問題です。これらの問題をそのままにしておくと、首や肩のこりを悪化させ、自律神経の乱れを引き起こす可能性もあります。紹介しているマイクロブレイクを取り入れてみましょう。また、腹筋と背筋を鍛えることで、体幹を強化して正しい姿勢を維持する能力を高めてみましょう。
「あごがあがりすぎていないか」など、首の正しい位置の重要性
首の正しい位置を維持することは健康を保つ上で重要です。「あごがあがりすぎていないか」を意識することで首こりにならないようにしてみましょう。首や肩にかかる負担が軽減し、筋肉の緊張が和らぐことがあります
自律神経との関係
首の後ろの痛みから心身の不調が始まる
首の後ろの痛みは、身体的な不快感を超えて、心身の不調を引き起こす要因となることがあります。この痛みは、肩こりや腕の筋肉の緊張を引き起こし、血流の悪化を招くことがあります。その結果、自律神経の働きに影響を及ぼし、リラックスできない状態を作り出します。自律神経は体のリズムや精神状態を調整するため、これが乱れると不眠や頭痛、慢性的な疲労感、ストレスの増加につながります。
首こりが引き起こす可能性のある不調:自律神経
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 不眠症
- 集中力の低下
自律神経の乱れと首こりはおたがいに影響し合っている
自律神経は、心拍数、消化、体温調節など、体の様々な機能を無意識に調整する役割を持っています。この自律神経のバランスが崩れると、首の筋肉が緊張しやすくなり、結果的に首こりを引き起こします。ストレスや不規則な生活習慣は自律神経の乱れを招き、首こりをさらに悪化させる要因となります。慢性的な首こりは、頭痛やめまい、さらには不眠症といった症状を引き起こすこともあります。このため、首こりを改善するためには、自律神経のバランスを整えることも重要です。
放置によるリスクと症状
首こり放置による体のリスク
首こりを放置すると、さまざまな身体的不調を引き起こすリスクがあります。首こりの慢性化により血流が悪化し、肩こりや喉の不調、頭痛、目の疲れや集中力の低下を招く場合があります。自律神経のバランスが乱れると、慢性的な疲労感や睡眠障害、うつ状態を引き起こすリスクもあります。困った時には医師に相談しましょう。病院やクリニックでの治療や薬・漢方の処方も必要なケースもあります。
まとめ:首こり(自律神経)
首こりは、自律神経のバランスに深く関わっています。首こりを改善するためには、日常的にできる簡単なエクササイズやマイクロブレイクを積極的に取り入れ、姿勢を見直すことが重要です。また、整体や鍼灸などの専門的な治療法を検討することもお奨めです。自分に合ったケア方法を見つけ、首こりを解消することで、自律神経のバランスを整えていきましょう。もし改善が見られない場合や症状が重い場合は、早めに専門医に相談することをお勧めします。あなたの健康的な生活を取り戻すために、今日から首こりケアを始めてみましょう!
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(以下、参考情報)
自律神経失調症だが首こりを和らげるべきか?
医師に相談が必要です。肩こりや首こりが和らぐと血流が良くなり、酸素や栄養素が体内を効率的に循環するようになります。
治療の金額・期間
保険適用外のストレッチ、整体、鍼灸などの施術について、治療の金額や期間は、症状や治療法によって異なりますが、一般的な目安をお伝えします。おおよそ1回あたり5,000円から8,000円と言われています。治療期間は症状の程度によりますが、軽度の場合は2〜3ヶ月、重度の場合は6ヶ月以上かかることもあるようです。
背骨の歪みと自律神経の関係性
背骨の歪みは私たちの健康に影響を及ぼします。背骨が歪むと、神経系が圧迫され、自律神経が乱れる原因の一つとなります。自律神経が乱れるとストレス反応が出たり、内臓の働きが低下したりすることも考えられます。正しい姿勢を維持していきましょう。
正しい姿勢で肩こり解消を目指す方法
スマホの使い方を見直して首こりを防ぐ:自律神経
スマートフォンの普及は私たちの生活を一変させましたが、長時間の使用は首こりの主な原因となり得ます。特に、スマホを見る際に喉を前に突き出すような姿勢は、首に過度な負担をかけ、肩こりやその他の症状を引き起こすことがあります。これを改善するためには、スマホの使用方法を見直すことが不可欠です。まず、スマホを目の高さに保つことで、首を屈曲させる癖を改善することができます。また、定期的に休憩を取り、首や肩のストレッチを行うことが大切です。これにより、筋肉の緊張を和らげ、首こりの改善につながります。さらに、スマホの使用時間を意識的に制限し、長時間にわたる画面の凝視を避けることが重要です。
肩こりが首のこりに繋がるのか:自律神経
肩こりと首のこりは非常に密接な関係があります。肩こりが発生すると、肩の筋肉も緊張します。この一連の筋肉の緊張は肩だけに留まらず、首周辺の筋肉にも波及します。
肩と首のバランスを取る姿勢:自律神経
肩と首のバランスを取る方法は、日常的な姿勢の見直しと適切なエクササイズが鍵となります。デスクワークをする際には、肩をリラックスさせ、肘を90度に曲げて机に自然に手を置くように心がけましょう。また、椅子の高さを調整して、足が床にしっかりとつく状態を目安にしましょう。
2025年8月18日
メディカル・データ・ビジョン株式会社
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